主催者講演

カーボンニュートラルへの取り組みがもたらすものづくりDX


気候変動に対する危機感が世界的に高まる中、各国が「2050年カーボンニュートラル」を宣言し、脱炭素社会の実現を表明するなど、カーボンニュートラルへの取り組みが加速しています。本講演では、カーボンニュートラルの必要性やサプライチェーンでの温室効果ガス排出量の管理、スコープ3への取り組み方、カーボンニュートラルの実現に必要となるものづくりDXの取り組みの考え方になどについて事例を交えご紹介します。

株式会社東芝
デジタルイノベーションテクノロジーセンター
チーフエバンジェリスト
アルファコンパス 代表
福本 勲 氏

1990年 早稲田大学大学院修士課程(機械工学)修了。同年に東芝に入社後、製造業向けSCM、ERP、CRMなどのソリューション事業やマーケティングに携わり、現在はインダストリアルIoT、デジタル事業の企画・マーケティング・エバンジェリスト活動などを担うとともに、オウンドメディア「DiGiTAL CONVENTiON」の編集長をつとめる。
また、企業のデジタル化(DX)の支援/推進を行う株式会社コアコンセプト・テクノロジー、国内トップシェアの帳票・BIソフトウェアベンダーであるウイングアーク1st株式会社のアドバイザーもつとめている。
主な著書に『デジタル・プラットフォーム解体新書』、『デジタルファースト・ソサエティ』(いずれも共著)がある。
主なWebコラム連載に、ビジネス+IT(SBクリエイティブ)の『第4次産業革命のビジネス実務論』がある。
その他Webコラムなどの執筆や講演など多数。

旭鉄工のCN推進 ~IoTで労務費4億円と電力量9%を削減~


トヨタのティア1である旭鉄工は自社開発IoT「iXacs」を活用した改善活動により労務費を4億円削減、その副次効果として9%もの電力分CO2排出量を削 減しました。更なるCN推進のため、全体の95%を占める電力と天然ガス分のCO2自社排出量を10分毎にリアルタイムに確認できるようiXacsを進化させまし た。気付かなかった問題点が見え、更にCN対応が進んでいます。旭鉄工が実現した「お金を儲けながらCN対応を推進する」メカニズムとそれを推進す るIoT「iXacs」の活用方法をお話しします。

i Smart Technologies/旭鉄工
代表取締役社長
木村 哲也 氏

株式会社1992年東京大学大学院工学系修士修了、トヨタ自動車に21年勤務。

主に車両運動性能の開発に従事後、生産調査室でトヨタ生産方式を学び2013年旭鉄工に転籍。製造現場はもちろん、

経理、営業でもIoTデータを活用する体制を構築し労務費だけで年4億円節減。

「IoTは入れただけでは意味が無い」とIoTモニタリング、データ分析、改善指導までトータルで生産性向上を実現するKaaS(Kaizen as a Service)を全国展開中。

これまで数百回の講演、100社以上の改善指導実績あり。著書に「Small Factory 4.0」がある。

AI/IoT時代を見据えた「パワーエレクトロニクス 2.0」


さまざまなインフラや電子機器に搭載されているパワーエレクトロニクス。日本にもキープレイヤーは存在するが、海外メーカーとの競争は激化している。そこで、今後のパワーエレクトロニクス産業を勝ち抜く手段、そして業界のトレンドであるAI/IoT時代を見据えた手段として、東京大学・生産技術研究所の教授である高宮 真氏が提案するのが、「パワーエレクトロニクス 2.0」だ。ここで鍵になるのは、パワーエレクトロニクスのデジタル化、具体的にはデジタルゲート駆動回路である。本講演では、同技術の概要や実証結果を解説しながら、AI/IoT時代に沿った新たなパワーエレクトロニクス技術を紹介する。

東京大学
生産技術研究所 教授
高宮 真 氏

1995年東京大学工学部電子工学科卒業
2000年東京大学工学系研究科博士課程電子工学専攻修了
同年NEC入社
2005年東京大学大規模集積システム設計教育研究センター准教授
2013年~2014年米国カリフォルニア大学バークレー校客員研究員
2019年より東京大学生産技術研究所教授。
集積パワーマネジメントの研究に従事。

日米欧中の自動車メーカーEV分解から読み解く2025年のEV像


まず日本にとって”黒船”と言われるテスラ・モデル3の分解解析によりテスラがどの様に電気自動車の世界戦略を考えているかについて解説する。さらに低コスト化の波に乗って登場した48万円の電気自動車である中国・五菱(ウーリン)の宏光MINI EVについてもその分解解説を行い、我が国の基幹技術である自動車産業が今後、生き残るため、どの様な電気自動車像を目指すべきかについて、企画戦略の視点から議論を展開する。また、2025年に電気自動車は2つのパラダイムシフトを控えており、その激変するEV業界を予測する。

名古屋大学 未来材料・システム研究所/
名古屋大学大学院 工学研究科 電気工学専攻
山本 真義 氏

2003年山口大学理工学研究科博士取得後、サンケン電気株式会社、島根大学総合理工学部講師を経て、2011年より島根大学総合理工学部准教授着任。 2017年より名古屋大学未来材料・システム研究所教授着任。 パワーエレクトロニクス全般 (磁気、制御、回路方式、半導体駆動)に関する研究に従事。博士 (工学)。 IEEE、電気学会、電子情報通信学会会員。応用は航空機電動化、自動車電動化、ワイヤレス給電の三本柱。 日本の大学研究室としては珍しく、共同研究企業は40社を超え、海外の完成車メーカーとも強いコネクションを持つ。 産学連携活動を強力に推進しており、企業との共同特許出願数も多数。共同研究だけでなく、各企業の戦略コンサルタントも請け負い、技術顧問としての活動も幅広い。

村田製作所のRE100への取組みと蓄電池システムの紹介


村田製作所は2020年12月にRE100に加盟し、2050年までに再生可能エネルギー導入比率100%を目指します。 その最初の導入事例として、2021年11月に金津村田製作所においてムラタグループ初の再エネ電力100%を達成しました。 本講演では村田製作所のRE100への取組みと金津村田製作所に導入した蓄電池システムについての紹介、並びにその蓄電池システムに搭載されている 村田製作所製リチウムイオン二次電池「FORTELION™」の特徴についても紹介します。

株式会社村田製作所
エナジーデバイス事業部
ESS推進部 設計課シニアマネージャー
小澤 淳史 氏

1995年から大手電機メーカーに勤務後、2003年ソニー株式会社に入社。2009年より蓄電池システムの開発業務に従事。2017年に電池事業の譲渡により株式会社村田製作所に入社。現在まで主に蓄電池システムに搭載する製品の設計開発を担当する。

3Dプリンタが生み出す、新しい高付加価値資源循環「リープサイクル」の可能性


講演者は、東京2020オリンピック・パラリンピックで使用された表彰台100台の設計統括を担った。この表彰台は、全国各地から回収した使用済み洗剤容器24.5トンを材料として使用し、3Dプリンタを用いてゴミを出さずに製造する「リープサイクル」という新しいコンセプトに基づく実践であった。本講演では、この取り組みを「五輪レガシー」として継承し、2022年4月に施行されたプラスチック資源循環促進法案のもとで、自治体の制度として社会実装を進めている取り組みについて解説する。それを通じて、高付加価値リサイクルの将来像を探る。

慶應義塾大学
環境情報学部 教授
田中 浩也 氏

専門分野は、デジタルファブリケーション、3D/4Dプリンティング、環境メタマテリアル。2005年に慶應大学環境情報学部(SFC)に専任講師として着任し、2008年より同准教授、2016年より同教授となる。文部科学省COI(2013~2021年)「感性とデジタル製造を直結し、生活者の創造性を拡張するファブ地球社会」では研究リーダー補佐を担当。文部科学省COI-NEXT(2021年~)「デジタル駆動超資源循環参加型社会共創拠点」では研究リーダーを務めている。東京2020オリンピック・パラリンピックでは、世界初のリサイクル3Dプリントによる表彰台制作の設計統括を務めた。

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インダストリーテクノロジーフェア 2022 夏

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