建設業界では、入職者の減少や熟練技術者・技能者の高齢化による次世代の担い手確保をはじめ、3Kのイメージから脱却した働き方改革、2025年に2割の生産性向上を掲げる国の施策i-Constructionなど、将来を見据えた取り組みが急務となっている。そのため、解決策となる3次元データ、IoT、AI、ロボット、XRなど最先端テクノロジーには必然的に注目が集まっている。今展では、建築・土木の業界が抱える課題を、最新のテクノロジーで解決するデジタル変革(DX)の最前線を紹介する。
六本木で2019年3月に、メルセデス・ベンツ日本と竹中工務店のコラボで生まれた2年間限定ショップ「EQ House」が話題を集めている。竹中工務店は、Architecture(建築)とギリシア語のPhilia(友情/親愛)の造語「Archphilia」をEQ Houseのコンセプトに掲げ、外装パネルのコンピュテーショナルデザイン、ウェアラブルデバイスの導入、AI搭載のビル設備システムなど、最先端の技術を随所に採り入れている。プロジェクトを統括した花岡郁哉氏に、「デジタルデザインビルド」の試みを解説してもらい、近未来の建築ビジョンを語ってもらう。
株式会社竹中工務店
東京本店 設計部
アドバンスト デザイン グループ長
花岡 郁哉 氏
本講演では、建設ITジャーナリスト・家入龍太氏をモデレータ―に、小柳建設 代表取締役社長・小柳卓蔵氏をゲストに招き、日本マイクロソフトとの協業から生まれた「Holostruction」の取り組みを最新事例を交えながらご紹介する。 両者の対談から、大手ではない地方に根差した総合建設業がMR技術を導入するに至ったきっかけや3次元に「時間軸」を加えた4次元MRの有効性、リリースされたばかりの「HoloLens 2」の可能性などを探る。
小柳建設株式会社
代表取締役社長
小柳 卓蔵 氏
株式会社イエイリ・ラボ
代表取締役
家入 龍太 氏
ダッソー・システムズは長年製造業でPLMソリューションを提供してきました。その蓄積した技術を活かし、建築・建設業界および施主に対してBIM Level3とスマートシティのソリューションを提供します。
土木事業におけるBIM/CIMを活用した3Dによる設計・施工の実際と、都市の様々な情報を統合するバーチャル都市により、どのようにサステナブルな都市の将来計画を作成するかを紹介します。
テンプレートをベースとした高度なパラメトリック技術と継続的な3Dモデルの運用により、建築の設計・施工の品質、工期、予算を適正に管理するインダストリー・ソリューション・エクスペリエンスを紹介します。
オートデスクは設計ツールの軸となるCADだけでなく、BIM/CIMやビジュアライゼーションに対応するためのソフトウェアを提供しています。各業界で加速するBIM/CIMの最新情報と事例をご紹介!
建材メーカー様、設計・施工工務店様でのBIM/CIM対応・活用事例を通して、各社での導入方法やそのメリットをご紹介します。
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建築・建設業界における最新テクノロジーの活用に特化した建設業界向け専門メディアです。人材不足や技能伝承などの課題の解決や、変わりはじめた建築・都市づくりの在り方に対し、最新テクノロジーの活用を模索する実務者を支援していきます。
ディスプレイ大手 乃村工藝社も、働き方改革を推進している1社。同社が働き方改革にもつながる業務改善として進めるBIM活用、地方に埋もれた人材をBIMオペレータに育成するテレワーク事業への取り組みを紹介します。
隈研吾氏が設計を担当したスコットランドの美術館「V&A Dundee」。この美術館の施工を実施した英国のBAM Construct UKが取り組んだ、施工領域へのBIM活用の事例を紹介します。