ITmedia Virtual EXPO 2020 秋は会期満了につき、9/30にイベントを終了いたしました。
多数のご来場、誠にありがとうございました。
モノづくりをテーマにした、8つのEXPOを同時開催
3D CADやCAE、3Dプリンタ、そして設計環境のクラウド化など、設計者を取り巻く環境は刻々と変化している。さらに、消費者ニーズの多様化や大量生産から多品種少量生産へのシフトにより、従来の枠組みにとらわれない新たな発想のアプローチが求められている。これら大きな変化の中、高品質で、価値ある製品を開発するためにはどうすればよいか。設計、開発現場で課題を抱えている多くの方々に向けて、新たなモノづくりの在り方を提案する。
IoTやAI、ロボット技術や制御技術などの先進技術により、オートメーション化とデジタル化が同時に加速度的に進む変革の交錯点となっているのが工場である。個々の工程の自動化に加え、デジタル技術により工場内の各機器の接続と連携はもちろん、工場と工場、企業と企業でつながることで生産の自律化を実現する新たなモノづくりの姿が生まれる。工場の未来を実現する最新技術やシステムの動向、これらに伴う生産現場の変革の実情を紹介する。
組み込み機器の設計/開発にも、IoTやAIといった業界のトレンドが押し寄せている。とりわけAIの分野では、消費電力やコスト、遅延といった観点から、エッジデバイスで機械学習を行う「エッジAI」への注目度がますます高まり、大手半導体メーカーからスタートアップまでが参入し、競争が激化しつつある。エッジAIチップの動向を含め、組み込み機器のトレンドをご紹介する。
建設業界では、熟練技術者・技能者の高齢化や入職者の減少による次世代の担い手確保をはじめ、3Kのイメージから脱却した働き方改革、2025年に2割の生産性向上を掲げる国の施策“i-Construction”、さらにはwith/afterコロナ時代の現場管理やリモートワーク普及に伴うオフィス空間の在り方など、将来を見据えた取り組みが急務となっている。そのため、解決の糸口とされるBIM/CIMといった3次元データやIoT、AI、ロボット、XRなどの利活用には誰もが注目している。今展では、建築・土木の業界が抱える問題をテクノロジーで解消するデジタル変革(DX)の最前線を多面的な角度から紹介する。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大は、社会全体に変革の波をもたらすだけでなく製造業のサプライチェーンにも大きな影響を与えている。地震や洪水といった災害とも異なるパンデミックという事態にも耐え得るサプライチェーンを構築するには、新たな視点のもとでIoTやAIといったデジタル技術の採用も必要になる。本EXPOでは、小売(リテール)や物流(ロジスティクス)をはじめ、製造業と関わるサプライチェーンの中でデジタル革新により新たな価値を生み出している分野の最新動向に焦点を当てる。
今製造業は人手不足や熟練工不足により、現場任せのものづくりからデジタル技術を活用してのものづくりへと大きな変化を迫られている。 そんな製造業がレガシーシステムから脱却し、インダストリー4.0を実現するために必要不可欠なICT基盤を紹介する。
モノつくりの根幹である設計業務と製造業務、この領域でもクラウドコンピューティングの活用がものすごいスピードで浸透しています。業務の効率化を図るため最新のITを活用する、そのためにはクラウドが最適であり、すでに多くのお客様で設計データ/製造データをクラウドにUploadし活用しています。本EXPOでは、クラウドの柔軟性とすぐに利用可能なIT部品群がいかにDXを推進できるのかを、AWSのクラウドサービスを活用したデータ活用/業務変革事例や、現場でのAWSサービスの使われ方を通じて紹介しております。
企業が製造したプロダクトからデータを吸い上げて業務変革に活用する。昔からよく言われていることですが、いまだに単なる稼働率のモニタリングにしか使われいないケースが多いです。装置のデータ/使われ方のデータから更なる付加価値を見出して業務効率化/新規サービスの提供に繋げることが重要です。本EXPOでは、AWSのクラウドサービスを活用したConnected Vehicleのデータ活用事例やコールセンターとの連携事例の紹介、またモノつくりから出荷後製品のデータ活用まで製造業のライフサイクル全般にわたるデモンストレーションを用意しております。
三菱電機株式会社
名古屋製作所
ロボットテクニカルセンター長
荒井 高志 氏
株式会社安川電機
ロボット事業部
ロボット技術部長
村井 真二 氏
ユニバーサルロボット
日本支社代表
山根 剛 氏
2020/9/30
2020/9/1
2020/7/22