「ブロックチェーン」は、今やデジタル通貨のみならず、契約や企業の自動経営まで、新たな社会基盤としての様々な応用可能性が取り沙汰されている。しかし、いかなる応用もその技術的特性から離れて議論することはできない。本講演では、ブロックチェーンおよび関連する分散レッジャー(台帳)の技術を基礎から解説するとともに、その限界と向き不向きを明確にし、特にIoT領域におけるさまざまな応用可能性について検討を加える。
慶應義塾大学
SFC 研究所 上席所員
斉藤 賢爾 氏
1993年、コーネル大学より工学修士号(計算機科学)を取得。2000年より慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスに在籍。2006年、デジタル通貨の研究で博士号(政策・メディア)を取得。同大学院政策・メディア研究科特任講師等を経て、2014年より同大学 SFC 研究所上席所員。また、2016年より株式会社ブロックチェーンハブ CSO (Chief Science Officer)。専門はインターネットと社会。
日本トップクラスの自動車メーカーが競う国内最高峰のレース「スーパーGTシリーズ」。その白熱するレースで12年間で6回チャンピオンを獲った強豪がいる。日産自動車の子会社であるニッサン・モータースポーツ・インターナショナル(NISMO)だ。NISMOが5割という驚異的な勝率を挙げている秘訣とは、アンバサダーを務める柿元邦彦氏にインタビューを行った。
ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル(NISMO/ニスモ)
アンバサダー
柿元 邦彦 氏
パナソニックでは、コンシューマー向けや法人向けの製品、各種デバイスなど、数多くの製品群を展開しており、これらに関連する製造拠点はグローバルで327拠点に及ぶ。これらの工場では、それぞれで生産革新活動が進んでいるが、これらの工場でもスマートファクトリー化やデータ活用は大きなテーマとなっている。同社はどのようにIoTを駆使したモノづくり革新を進めているのか、その取り組みについて紹介する。
※本講演は、2017/12/4(月)に開催された「MONOist IoT Forum in 東京」の基調講演を収録したものです。
パナソニック株式会社 専務取締役
/パナソニック コネクティッドソリューションズ社
代表取締役
樋口 泰行 氏
ルネサス エレクトロニクス株式会社
インダストリアルソリューション事業本部
IAソリューション事業部
事業部長
傳田 明 氏